2021年度ヨーロッパザラボヤ付着情報(No2)

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令和3年5月31日

今年度初の付着が確認されました。過去2年間と同様にまだ低水準ですが、今後付着が増加してくると思われます。

調査方法

・山田湾内の定点において調査。
・ホタテガイ貝殻製の付着器を5m、10m、15m水深に3枚ずつ垂下し、約1ヵ月間に付着したヨーロッパザラボヤ(1mm以上)を計数。
・平均付着数:9枚(3水深×3枚)の付着器1枚あたりの平均値。

調査結果

付着器投入日:令和3年4月26日
付着器回収日:令和3年5月27日

・5/27の水深5・10・15m層の平均水温11.5℃、透明度は12.5mでした。
・付着器1枚あたりのヨーロッパザラボヤの平均付着数は9個でした。
*付着器1枚あたりのユウレイボヤの平均付着数は0個でした。

付着器1枚あたりの平均付着数

2019年 2020年 2021年
1 5 6 2
2 0 0 0
3 0 0 0
4 0 0 0
5 2 2 9
6 1,004 434  
7 550 115  
8 163 15  
9 28 3  
10 32 11  
11 43 7  
12 14 2  
20210531aspersa001

図1 山田湾定点における平均水温(5・10・15m)の推移
20210531aspersa002

図2 山田湾定点におけるヨーロッパザラボヤの平均付着数の推移

次報は、6月末頃に発行する予定です。