令和3年7月8日
本年の8月~10月のマサバ漁場は、三陸北部海域が主漁場となりやすい水温環境です。
(三陸北部海域>三陸南部海域)
7月2日に国立研究開発法人水産研究・教育機構から「2021年度 東北近海の8月~10月のマサバ漁場予測」が発表されましたので、内容を紹介します。
漁場予測の概要(抜粋一部改)
金華山沖の5月上旬の水温(10-50m深度)の年変動と、過去の東北近海における海域別のマサバ漁獲量の比に関係性が見られ、高水温年は三陸北部海域、低水温年は三陸南部海域の漁獲が多くなる傾向を利用した漁場予測です。