2021年度 第1回 太平洋スルメイカ長期漁況予報(漁況情報号外)

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令和3年8月4日発行

来遊量は前年を下回り、対象期間を通じて漁場となる。魚体は前年より大きい。

7月30日に国立研究開発法人 水産研究・教育機構から「2021年度 第1回 太平洋スルメイカ長期漁況予報」が発表されましたので、内容を紹介します。
令和3年5月~7月に実施したいか釣り調査及び漁況経過を主要な情報として、太平洋における令和3年8月~9月のスルメイカの来遊量を予測したものです。

今後のスルメイカ漁況の見通し (令和3年8月~9月)抜粋

対象海域:常磐~三陸海域、津軽海峡~道南太平洋海域、道東太平洋海域
対象漁業:いか釣り、底びき網、定置網、まき網
対象魚群:冬季発生系群(令和3年級群)

1 常磐~三陸海域(いか釣り、底びき網、定置網、まき網)

(1)来遊量:前年を下回る
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。
(3)魚体:前年より大きい

2 津軽海峡~道南太平洋海域(いか釣り、定置網)

(1)来遊量:前年を下回る
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。
(3)魚体:前年並

3 道東太平洋海域(いか釣り、底びき網)

(1)来遊量:前年を下回る
(2)漁期・漁場:来遊時期は前年より遅い。また、漁場形成は散発的で、明瞭な主漁期は無い。
(3)魚体:前年より小さい

漁業資源部(担当: 相生)までお寄せください。

なお、本予報の詳細については、国立研究開発法人水産研究・教育機構Webページ
(http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr2021/20210730_t/index.html)を御参照願います。