令和3年9月15日
9月9日に、岩手県沿岸域(図1)において、漁業指導調査船岩手丸によるいか釣調査を行いましたので、その結果をお知らせします。
表面水温は21℃台、50m深水温は15℃台。
釣獲されたスルメイカの外套背長は15~20cm台、16cm台が主体。
1.水温
各調査点における水温は、調査点1(トドヶ埼沖・水深約210m)では表面21.0℃、50m深15.3℃、調査点2(御箱埼沖・水深約210m)では表面21.2℃、50m深15.2℃でした。
2.調査結果
各調査点において、いか釣機3台で2時間操業。
スルメイカの釣獲尾数(釣機による)は、調査点1で6尾(1.0尾/台/時)、調査点2で6尾(1.0尾/台/時)でした。
アカイカの釣獲尾数(釣機による)は、調査点1で10尾、調査点2で1尾(0.2尾/台/時)でした。
釣獲されたスルメイカの外套背長(胴体の長さ)は、15~20cm台の範囲で、16cm台(箱入40尾入れサイズ)が主体でした(図2)。重量は、50~180g台の範囲でした(図3)。
釣獲されたアカイカの外套背長(胴体の長さ)は23cm台で、重量は350g台でした。