令和3年11月2日発行
11月上旬は、三陸沿岸から離れた沖合に漁場が形成される可能性がある。
10月29日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2021年度第6回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (11月上旬~12月中旬) 抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・11月上旬は低位水準で断続的な来遊となり、終漁となる。魚群の多くは、道東海域よりも東~南側を南下する。
(2)漁場
・11月上旬は、襟裳岬の沖合に断続的に漁場が形成される。
2 三陸海域
(1)来遊量
・11月上旬は低位水準で断続的な来遊となる。
・11月中旬~12月上旬は低位水準で推移する。12月中旬は断続的な来遊となる。来遊量は前年同様少ない。
(2)漁場
・11月上旬は、三陸沿岸から離れた沖合に漁場が形成される可能性がある。
・11月中旬~12月中旬は、三陸南部に漁場が形成される。
3 常磐海域
(1)来遊量
・11月上旬は来遊がない。11月中旬は断続的な来遊があり、11月下旬~12月上旬は低位水準で推移する。
・12月中旬は断続的な来遊となる。
(2)漁場
・11月上旬は漁場が形成されない。11月中旬~12月中旬は、常磐北部に漁場が形成される。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
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