令和4年9月20日
秋田県沖で大型クラゲの出現が確認されました
一般社団法人漁業情報サービスセンター等がとりまとめた出現状況の概要を紹介します。
1.本県における大型クラゲ出現状況(図)
現時点では、本県海域での大型クラゲの出現は報告されておりません。
2.全国の大型クラゲ出現状況の概要(図1)
秋田県で今年度初となる出現報告がありました。定置網や底曳網で50~100cm程度のサイズが数個体確認されています。
今年度の大型クラゲは、日本海の広範囲の底曳網、まき網、定置網で少量が確認されています。9月上旬までは出現情報が中国地方以西に集中していましたが、若狭湾や能登半島などの沿岸域を経由せず、沖合を北上して東北地方に到達した個体が、先週より報告されるようになりました。
今後も北部日本海側では散発的な出現が続く可能性があります。
上記1及び2の情報から判断すると、大型クラゲが近日中に本県沖に到達する可能性があります。
例年と比較して出現状況が異なり、少量ではあるものの、見通しがつきにくい出現が続いています。台風の通過により状況が変化することも考えられますので、警戒が必要です。
大型クラゲの入網や目撃情報などが確認されましたら、最寄りの水産部、水産振興センター又は水産技術センターまでお知らせください。
(参考)
大型クラゲに関する情報は、漁業情報サービスセンターが随時ホームページで公開しておりますので、併せて御覧ください(URL:http://www.jafic.or.jp/kurage/)。
図 2022年9月20日現在の大型クラゲの出現状況(漁業情報サービスセンター大型クラゲ出現情報(http://www.jafic.or.jp/kurage/)より引用)