2022年度ヨーロッパザラボヤ付着状況調査(9月)

魚種別情報(漁況情報号外・PDFファイル)のダウンロードページはこちら

Pocket

令和4年10月4日

今年度は、6月末までの付着数は例年より少なかったものの、9月末時点での付着重量が多い状況です。

付着重量が増加してきていますので、水温の低下を待って養殖ホタテガイの沖洗いを実施しましょう。

調査方法

・山田湾内の定点において調査。
・ホタテガイ貝殻製の付着器を5m、10m、15m水深に3枚ずつ垂下し、垂下期間中に付着したヨーロッパザラボヤの重量を計測。
・平均付着重量:9枚(3水深×3枚)の付着器1枚あたりの平均値。

調査結果

付着器投入日:令和4年5月24日及び令和4年6月24日
付着器回収日:令和4年9月27日

・付着器1枚当たりの平均付着重量:5月24日投入分 377g/枚、6月24日投入分 177g/枚
・9/27の水深5・10・15m層の平均水温は20.7℃、透明度は4mでした。

*今年度の付着情報の発行は今回で終了いたします。

20221004aspersa001
山田湾定点における平均水温(5・10・15m)の推移
20221004aspersa002
5月末投入分の付着器
20221004aspersa003
6月末投入分の付着器