令和4年10月4日
岩手県北部沖で大型クラゲの出現が確認されました
一般社団法人漁業情報サービスセンター等がとりまとめた出現状況の概要を紹介します。
1.本県における大型クラゲ出現状況(図)
9月30日、岩手県北部沖で今年度初となる大型クラゲの目撃情報がありました。
久慈地区の定置網(1ヶ統)への入網が確認されています。1個体のみの入網ですが、1m以上の大型個体です。
2.全国の大型クラゲ出現状況の概要(図1)
秋田県の底曳網及び定置網、青森県の定置網並びに北海道北部沖合にて目撃情報がありました。いずれも50cm程度の個体が1~3個体確認されています。
上記1及び2の情報から判断すると、今後、県中部・南部海域へと大型クラゲが移送されていくと考えられます。
例年と比較して出現は散発的であり少量ではあるものの、今後の見通しがつきにくい状況が続いています。出現個体は50cm~1m超の大型の傾向がありますので、警戒が必要です。
引き続き大型クラゲの分布を注視していく必要がありますので、定置網等への入網や目撃情報が確認されましたら、最寄りの水産部、水産振興センター又は水産技術センターまでお知らせください。
(参考)大型クラゲに関する情報は、漁業情報サービスセンターが随時ホームページで公開しておりますので、併せて御覧ください(URL:http://www.jafic.or.jp/kurage/)。
(漁業情報サービスセンター大型クラゲ出現情報(http://www.jafic.or.jp/kurage/)より引用)