令和4年11月11日発行
11月9日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2022年度第7回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (11月中旬~12月下旬)抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・ 11月中旬は断続的な来遊がある。
・ 多くの魚群は、道東海域よりも東~南側を南下し、道東近海に来遊する群は極めて少ない。
(2)漁場
・ 11月中旬の主漁場は、道東海域より東~南側の公海となる。
・ 道東海域では、11月中旬は襟裳沖に散発的に漁場が形成される。
・ 11月下旬以降、漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
・ 11月中旬は低位水準で増加し、11月下旬~12月上旬は低位水準で推移する。
・ 12月中旬は断続的な来遊となる。
(2)漁場
・ 11月中旬~12月中旬は、三陸南部に漁場が形成される。
・ 12月下旬は、漁場は形成されない。
3 常磐海域
(1)来遊量
・ 11月下旬になると、断続的な来遊がある。12月上旬は低位水準で推移する。
・ 12月中旬~下旬は断続的な来遊となる。
(2)漁場
・ 11月下旬~12月中旬は常磐北部に漁場が形成される。
・ 12月下旬は、漁場は形成されない。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/information/category/news/