マイワシ(定置網)の3月からの累計は、前年及び過去5年平均を上回っています。
スルメイカ(定置網)の水揚量が伸びたほか、いか釣の水揚げもありました。
サバ類(定置網)の水揚げは低調に推移しているものの、3月からの累計で2,000トンを超えました。
1. 6月下旬の水揚状況:県内主要6港(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡)集計値
(1)マイワシ(定置網)
※ 旬水揚は久慈が中心となっています。
※ まき網によるマイワシの水揚げが大船渡と釜石を合わせて532.7tありました。
※ 火光利用敷網の水揚げが、大船渡で72.7tありました。
(2)スルメイカ(定置網)
※ 旬水揚は釜石が主体となっています。
※ いか釣の水揚が、大船渡を主体に4.1tありました。
※ 北上丸のいか漁場調査で釣獲したスルメイカの外套背長は13~20cmで、14~16cmが主体でした。
(3)サバ類(定置網)
※ 旬水揚は大船渡が主体となっています。
※ 6/27に漁獲されたサバ類を精密測定した結果、尾叉長22~42cmと幅広く出現しており、34~39cmが主体でした。
※ ゴマサバは50個体中1個体でした。
(4)キチジ(底びき網)
※ 旬水揚は宮古のみとなっています。
(5)タコ類(かご)
※ 旬水揚は宮古、釜石が主体となっています。