令和5年10月19日
青森県で大型クラゲの出現が1個体確認されました
一般社団法人漁業情報サービスセンターがとりまとめた結果の概要を紹介します。
1.本県における大型クラゲ出現状況(図)
現時点では、本県海域での大型クラゲの出現は報告されておりません。
2.全国の大型クラゲ出現状況の概要(図1)
青森県で今年度初となる出現報告がありました。定置網で40cm程度の個体が1個体確認されています。
今年度の大型クラゲは、対馬から山陰で少数ながら、散発的な出現が確認されています。また、北部日本海での出現報告はありませんが、若狭湾や能登半島などの沿岸域を経由せず、沖合を北上して青森県に到達した個体が、今回報告されたものと考えられます。
上記1及び2の情報から判断すると、ごく少数ながら、大型クラゲが本県沖に出現する可能性があります。
例年と比較して、西日本での出現量は極めて少ない状況です。本県海域へのまとまった出現の可能性は低いと思われますが、単発的な来遊の可能性がありますので、ご留意ください。
大型クラゲの入網や目撃情報などが確認されましたら、最寄りの水産部、水産振興センター又は水産技術センターまでお知らせください。
(参考)
大型クラゲに関する情報は、漁業情報サービスセンターが随時ホームページで公開しておりますので、併せて御覧ください(URL：http://www.jafic.or.jp/kurage/)。
図 2023年10月13日現在の大型クラゲの出現状況(漁業情報サービスセンター大型クラゲ
出現情報(http://www.jafic.or.jp/kurage/)より引用)