令和5年10月24日発行
10月下旬の来遊量は低位水準で増加する。
10月19日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2023年度第5回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (10月下旬~12月上旬)抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・10月下旬~11月中旬の来遊量は、低位水準で推移する。
・11月下旬は断続的な来遊となり、終漁となる。
(2)漁場
・10月下旬~11月中旬は落石~襟裳岬沖に漁場が形成される。
・11月下旬は、襟裳岬沖に漁場が残る。12月上旬は、漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
・10月下旬の来遊量は増加するものの、低位水準である。
・11月上旬~中旬の来遊量は低位水準で推移し、11月下旬~12月上旬は低位水準で減少する。
(2)漁場
・10月下旬~11月下旬は、三陸北部~南部海域の沖合に漁場が形成される。12月上旬は三陸南部海域に漁場が形成される。
3 常磐海域
(1)来遊量
・10月下旬は、来遊がない。
・11月上旬~中旬は断続的な来遊があるが、来遊量は少ない。
・11月下旬~12月上旬は低位水準で推移する。
(2)漁場
・10月下旬は、漁場は形成されない。
・11月上旬~12月上旬は、常磐北部海域に漁場が形成される。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/information/2023/10/19/1081/