令和6年11月1日発行
来遊量は前年を下回り、対象期間を通じて漁場となる。
10月31日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから「2024年度 第2回 太平洋スルメイカ中短期漁況予報」が発表されましたので、内容を紹介します。
2024年度第2回太平洋スルメイカ長期漁況予報公表後の漁況経過を主要な情報として、太平洋における令和6年11月のスルメイカの来遊量を予測したものです。
今後のスルメイカ漁況の見通し (令和6年11月) 抜粋
対象海域:道東太平洋海域、根室海峡~オホーツク海、津軽海峡~道南太平洋海域、常磐~三陸海域
対象漁業:いか釣り、底びき網、定置網、まき網
対象魚群:冬季発生系群(2024年級群)
1 道東太平洋海域(いか釣り、底びき網)
(1)来遊量:前年を下回る。
(2)漁期・漁場:明瞭な主漁場がないまま終漁する。
2 根室海峡~オホーツク海(いか釣り、定置網、底びき網)
(1)来遊量:低位な前年並み。
(2)漁期・漁場:明瞭な主漁期がないまま終漁する。
3 津軽海峡~道南太平洋海域(いか釣り、定置網)
(1)来遊量:前年を下回る。
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。
4 常磐~三陸海域(いか釣り、底びき網、定置網、まき網)
(1)来遊量:前年を下回る。
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。
御意見等は、漁業資源部(担当: 村上 Tel:0193-26-7915)までお寄せください。
なお、本予報の詳細については、一般社団法人漁業情報サービスセンターWebページ
(https://www.jafic.or.jp/information/category/gyokyo/)を御参照願います。